☆☆☆南の島から☆☆☆

　



今日、
吉祥寺の幼馴染みの訃報が届いた。


小学校低学年の時
地元の学童保育で一緒に育ち
中学も同じ学校だった。




少年時代。

一年中
ランニングシャツと半ズボンで過ごす
彼に憧れ
オレも
小学校の６年間、
ずっと半袖半ズボンで過ごしたことを
思い出す。


２歳年上の兄貴とともに
モデルのような顔立ちで、
学業優秀、
スポーツにも長けており、
その言動も目立っていて
いつも輝いていた。



そんな彼が
大学の部活中に突然倒れ
その後
闘病を続けている事は
聞いていた。


そして
今、帰らぬ人となるまで
オレは
彼に会うことはなかった…。






周弐、
ごめんよ。


君の詩集が出ている事さえ、
知らなかった…。


君の
闘病する姿を見るのが怖くて
現実から目を背けていた。


昔幼いころ共に遊んだ
友だちが
死と直面している姿を
目の当たりにすることができなかった。





周弐、
長い闘病生活
本当にお疲れさま。



ゆっくりと
休んでくれ。




そして、
いつかまた
笑顔で会おう。




それまで、
オレはもう少し
こっちでがんばるよ。